「この本おもしろかったよ!」

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1ケ月に約2冊のペースで朔北社の社長である宮本のお気に入りの本を紹介。本のジャンルは様々なので「本を買う時の参考にしてくれればいいな。」という、ひそかな野望がつまっているコーナー。

【紹介した書籍に興味をお持ちの方へ】 この本は朔北社の出版物ではありませんので、出版状況等に関しましては、お近くの書店、あるいは各出版社にお問い合わせ下さい。

グーグル グーグル Google 既存のビジネスを破壊する


佐々木  俊尚/著

文春文庫


西垣通氏推奨の2冊のグーグル本の1冊。この本をよんだあと、新聞が関連記事を書き出したという印象がある。ロングテールなどという言葉が複数の新聞紙面をにぎわわせた。コンピュータに限らず科学技術の進歩はとどまるところを知らない。クローン技術しかり、GPSしかり・・・。そしてどの分野にしてもバックで支えているのは、コンピュータである。この本を読んで、インターネットの進化の速さに驚くが、半信半疑の思いを禁じ得ないことも多い。とにかくグーグルを始めとする情報企業が何を考え、何をしようとしているのかを知るために一読の価値はあるだろう。グーグルの検索システムのことが詳しく解説されているが、短時間でも毎日見ないことはないインターネットの検索は、はたして便利になったのかどうか?検索語を入れて画面に結果が表示されるが、検索語がどこに出てくるのかサッパリ分からないことが屡々ある。単純にして的確な検索が実現しているとはとてもいえない。もちろん、他方で、たくまれたページが上位に表示されたり、一気に売上を伸ばすような小さな会社があるのも事実だろうし、その意味で、この世界が時々刻々変わっているのは確かなことだが、本書で言われているほど進化して便利になったとは思えないのだ。パソコンなしではいっときも仕事が出来ないような時代に生きている我々は時々この種の本をみて頭を整理することが必要だし有用でもあろう。(文:宮)