トゥルース・マティ
Truus Matti
長年、編集者を務めていたマティは、2007年に『出発時間』(未邦訳)で児童文学作家としてデビュー。同作品で、オランダのフラッハ・エン・ウィンペル賞と、ミルドレッド・L・バチェルダー賞を受賞。バチェルダー賞は、毎年、全米図書館協会が優れた翻訳児童文学に贈る賞で、日本の作家では湯本香樹実や上橋菜穂子らが受賞している。マティは2作目の『ミスターオレンジ』で、2014年にふたたびバチェルダー賞にかがやき、今後の活躍がさらに期待される。本書はアメリカ、日本をはじめ世界7か国で翻訳出版されているという。
書名 ミスターオレンジ