わたしはレナのおにんぎょう わたしはレナのおにんぎょう
たかばやし まり 作

24cm×21cm・32頁・定価1365円(本体1300円)
2006年8月刊行

レナの大切なおにんぎょう、ミミが主人公の、とってもかわいいお話です。
読み聞かせにもピッタリ!

 わたしは レナのおにんぎょう。名前は ミミ。

 レナの だいすきなおばあちゃんが レナの 3さいのおたんじょうびに

 つくってくれた せかいでたったひとつの おにんぎょうなのよ。

  

 でも あるとき、わたし はレナとはなれて、もりで まいごになったの。

 もりでは、ウサギがおちゃかいに つれていってくれたり、

 くまのおんなのこにであったり、いろいろあったけれど、

 ハリネズミのハリーにたすけられて、

 なんでもしってるヤマドリのおばさんのところにつれてってもらったの。

  

 ヤマドリのおばさんは、レナのいえをしってるみたい!

 わたし、ぶじに いえにかえれるかしら?

 

  

作/たかばやしまり
東京生まれ。1990年ニューヨークに渡る。現在、夫も子どもとともに、ニューヨークで暮らしている。著書に、「いってらっしゃいおかえりなさい」(朔北社)、「おやすみあかちゃん」主婦の友社)、「なぞなぞのへや」(フレーベル館)、「わたしのあかちゃん」(のら書店)など。アメリカでも、多くの作品を発表している。 

  「わたしはレナのおにんぎょう」の刊行を記念して、

  高林麻里さんのイベント&サイン会がありました。

   場所:おばあちゃんの玉手箱(吉祥寺:児童書専門店)  日時:2006年7月23日(日) 午後13:30より

《イベントの様子》 当日はたかばやしまりさんと一緒にさらしの布を使った針をつかわなくても作れる自分だけの手作り人形を作りました。さらしに各々好きな絵を描いて余白をのこしてはさみで切り、穴あけパンチで一回り穴をあけて穴に毛糸を通して布をつなぎ綿をいれて完成!みんな自分だけの人形に満足そうでした。


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