【一般】
現代アメリカのこころと社会−国民意識からさぐる政治・社会の深層−
現代アメリカのこころと社会
国民意識からさぐる政治・社会の深層
大石紘一郎/編
A5判 上製・横組 231頁 (本体2500円+税) ISBN4-931284-24-8 (1997.3)
1972年以来全米で実施してきたGSS(一般社会調査)データを使い、アメリカ社会の諸相を分析。4人の研究者が、少数民族、女性、犯罪、政治不信について読者に興味深い分析結果を提示している。
 

■本書目次
はじめに(大石紘一郎/執筆)
序章 アメリカ社会とキリスト教(大石紘一郎/執筆)
  1. 「キリスト教国」アメリカ
  2. 信仰の強さ
  3. 「無神論者」の許容
  4. キリスト教と社会化
  5. 宗教と政治
第1章 アメリカ政治社会と黒人(大石紘一郎/執筆)
  1. 黒人のアメリカ
  2. 社会への価値配分−人種差別の結果−
  3. 人種差別の実感
  4. 差別意識は永久に続くか
  5. 黒人と宗教
  6. アメリカ社会で黒人は幸せか
第2章 アメリカ女性の現在(神長百合子/執筆)
  1. 現代アメリカ女性のプロフィール
  2. アメリカ人の女性観−男性と対等になったのではないか−
  3. 女性の権利運動についてのアメリカの世論
  4. アメリカの女性に残された問題
第3章 アメリカと犯罪(石井光/執筆)
  はじめに
  1. 犯罪大国アメリカに住む人々の不安感
  2. 死刑に対する意識
  3. 薬物の規制をめぐって−マリファナの合法化に対する意識−
  4. 銃社会アメリカ
第4章 揺らぐアメリカン・デモクラシーへの信頼(田中愛治/執筆)
  はじめに
  1. 政治参加の低下と政治不信の増大−アメリカ政治の背景と国民意識−
  2. 政治不信の推移
  3. 政治不信と人種の関係
  4. 政党帰属意識と政治不信
  5. 世代間ギャップと大統領府への政治不信−行政府への不信−
  6. 連邦議会と最高裁に対する不信の変化−立法府と司法府への不信−
  むすび
終章 アメリカはどこへ(大石紘一郎/執筆)


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