■本書目次
まえがき
序章
本書の課題と構成
地域的背景
冷戦後の世界における中東とエジプト
エジプトの国家と社会
一九九〇年代のエジプト政治
第一章 人口変動と社会−政治の社会的基盤
はじめに
人口の変動
雇用
食料輸入の増加
補助金制度
世俗化とイスラーム化
第二章 経済改革の政治
はじめに
上からの経済改革と外圧
財政危機と延期された経済改革
公共部門の形成と拡大
公共部門の再編と利益連合
おわりに
第三章 転換期の福祉と福祉政策
はじめに
福祉をめぐる今日的状況
歴史的概観
公共政策の展開と福祉
高齢者問題
おわりに
第四章 エジプト外交のディレンマ−大国への依存と自立の模索
はじめに
外交政策の国内的な基盤
政策目標と方向性
政策決定過程
外交政策行動
国際環境の変化とエジプト外交
終章 むすび−ムバーラク政権下の政治とその課題
政治の社会的基盤
国際関係
ムバーラク政権下のエジプト政治
エジプト政治の課題
参考文献
索引 |