【一般】
エジプト−転換期の国家と社会ー
エジプト−転換期の国家と社会ー
伊能武次/著
四六判 上製 216頁 (本体3000円+税) ISBN4-931284-71-X (2001.7)
長年、エジプト社会を主として政治的側面から観察してきた著者が、転換期エジプト社会の現状について、もっとも変化の激しかった経済政策と対外関係を中心に分析する。わが国で数少ない本格的地域研究書。
 

本書目次
まえがき
序章
  本書の課題と構成
  地域的背景
  冷戦後の世界における中東とエジプト
  エジプトの国家と社会
  一九九〇年代のエジプト政治
第一章 人口変動と社会−政治の社会的基盤
  はじめに
  人口の変動
  雇用
  食料輸入の増加
  補助金制度
  世俗化とイスラーム化
第二章 経済改革の政治
  はじめに
  上からの経済改革と外圧
  財政危機と延期された経済改革
  公共部門の形成と拡大
  公共部門の再編と利益連合
  おわりに
第三章 転換期の福祉と福祉政策
  はじめに
  福祉をめぐる今日的状況
  歴史的概観
  公共政策の展開と福祉
  高齢者問題
  おわりに
第四章 エジプト外交のディレンマ−大国への依存と自立の模索
  はじめに
  外交政策の国内的な基盤
  政策目標と方向性
  政策決定過程
  外交政策行動
  国際環境の変化とエジプト外交
終章 むすび−ムバーラク政権下の政治とその課題
  政治の社会的基盤
  国際関係
  ムバーラク政権下のエジプト政治
  エジプト政治の課題
参考文献
索引


【伊能武次の本】

エジプトの現代政治
エジプト−転換期の国家と社会− ●


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